ひなたぼっこの椅子

東京都東久留米市にて活動している「整理収納アドバイザー」の一児のママです。

収納はタイプによって違っていい!

こんにちは!「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです!

本日もご訪問いただきありがとうございます!

 

今月はありがたいことに整理収納作業をする日が続き、整理収納好きの私にはテンションが上がる日々となっています。

 

モニターさんにご協力いただき整理収納をするなかで頭の片隅に置くようになったことは、

 

お客様が継続できる収納を提案する

 

ということ。

もちろん収納の前の「整理」の段階に時間をかけることも意識しています。

 

以前モニターさんのお宅で、見た目は使いやすそうな収納テクニックを提案したのですが、

「実際に使うと手間がかかって使いづらい」

というご意見をいただいたことがありました。

このことから収納において大事なのは「継続性」だと思うように。

シンプルなやり方が一番使い勝手がいいのだと思います。

 

収納アイディアやテクニックはたくさんあり、情報もたくさんありますが、

結局収納スペースには限界があり、モノは無限には持てません。

 

使いやすい収納にするためのポイントは

「限りある収納スペース」にどれくらいのモノを収めるか

というところ。

 

私は、

 

収納アイディアをフル活用してたくさんのモノを収納できるようにする

 

というやり方ではなく、

ご依頼頂いたお客様の

 

「やりやすい収納方法」によって収納できるモノの量が変動する

 

考えています。

 

これは娘のブロックを片付けていた時に思ったことです。

 

「収納している」という状態は、この写真のようにきちんと蓋が閉まる状態。

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ちなみに収納が乱れると生活動線、日常動作に負担がかかるようになり、「暮らしづらさ」を感じるようになります。

 

この限られた収納スペースにモノを収める方法は色々あります。

 

例えばルールを作って手間をかけて収納する方法。

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この場合収納するときに

①同じパーツに分ける

②同じ種類ごとにブロックを重ねる

③並べる

などなど、手間はかかりますが収納スペースを十分に活かすことができるので収められるモノの量が多くなります

 

ただ、「手間をかけたくない」という場合はこれでもいいんです。

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決まった場所にモノを投げ入れるだけの「投げ入れ収納」

この場合投げ入れるだけなので手間はかかりません。

ただ、スペースを活かせないのでその分収められるモノの量は少なくなります

並べる収納の写真と投げ入れる収納の写真のブロックの量は同じです。

投げ入れる収納は蓋を閉めることができません。

蓋を閉めて「きちんと収納する」ためにはブロックの量を減らさなければいけません。

 

同じモノの量でも、

 

○手間をかけて並べれば蓋が閉まる

○数を減らせば投げ入れるだけで蓋が閉まる

 

という状況になります。

 

手間をかけてモノをたくさん持つか

手間を省いてモノの量を減らすか

 

どの方法がお客様にとってやりやすいかをお話を聞きながらご相談しながら考え、収納を完成させていきます。

 

収納を継続できなければ意味がない。

やりやすいやり方は人によって違うので、その人のやりやすいやり方でリバウンドしない方法を考えていかなければいけないと、モニターさんの声を聞きながら思っています。

 

皆さんはどんなやり方がやりやすいですか?

お客様のやりやすいやり方を一緒に考えていけるアドバイザーになりたいと最近思うようになったのでした。

 

 

 

 

3月31日までです!

整理収納モニターさんを募集しています。

お家の中に「片付かなくてモヤモヤしている」という場所はありませんか?

モヤモヤが晴れるようなアドバイス、させていただきます!

 

kimu-0912.hatenablog.com

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ご予約方法や注意事項はこちらからご確認ください。
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育児を「楽」に感じる。

こんにちは、「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです!

本日もご訪問いただきありがとうございます!

 

今日は育児の話を書きます。

 

自我が芽生えて気が強くなってきたり発語が遅かったり体重が増えなかったりしょっちゅう指をしゃぶったり…娘に対しては常に変化と悩み事が多い。

 

そんななか、最近突然育児が「楽」になったのです。

この「楽」は「楽チン」という感覚ではなく「楽しい」「気楽」など色んな意味での「楽」。

 

きっかけはこの雑誌でした。

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友達の助産師さんのインタビューが載っているとのことで購入してみた雑誌。

久しぶりに読んだ育児関連の雑誌でした。

インタビューもそうだったんだけど芸能人や一般の方など色々な方の育児に対する考え方が載ってたんです。

 

そのときに思ったのが、

 

育児の主語は「子ども」である

 

ということ。

 

当たり前のことなんですけど…(^^;

 

ただ「ひなたぼっこの椅子」を始めてからの私は娘に対して、

 

言うことを聞いてくれない

思い通りにならない

やりたいことが進まない

昼寝してくれない

一人で遊んでくれない

 

しょっちゅうこんな感情を抱いていました…

 

なぜこのようにイライラするのかというと、これらの感情の主語は「ママ=私」だから。

私の思い通りにならなくてイライラ。

娘の行動にイライラするのは私の感情を優先するせいなのです。 

 

でも、表紙にある「心が荒れる家庭、優しく育つ家庭」の記事などを読んでいて

 

子どもの感情を受け止める

子どもの気持ちに共感する

 

この重要性を感じて、

 

娘が私のしてほしいことと真逆のことをするとき、娘がなぜそのような行動をとるのか?を考えてみました。

 

そうすると決してママを困らせるためにしてるわけじゃないことがわかってくるんです。

 

興味が湧いて触りたい

面白そうだからやってみたい

楽しいからやり続けたい

一人ではできないから手を貸してほしい

 

など、好奇心のまま行動しています。

 

好奇心のまま行動する娘に「やっちゃダメ!」と言うことは酷なこと。

 

危険じゃない

人に嫌な想いをさせない

 

この二つに気をつけて、最近は娘の行動を優先しています。

不思議なことに思い通りにやらせると、きちんと終わるタイミングがあるんです。

 

 一通りやったら終わる。

 

実はこれが一番スムーズに物事が進む近道かもしれません。

 

そして娘を主語にして彼女の行動を見ているとすごく面白い(笑)

大人なら簡単に考えるようなことも娘にとっては未知との遭遇

試行錯誤しながら目標に向かって突き進もうとする姿勢。

これは止めてはいけない!と思うのです。

 

育児をもう少し気楽に、楽しくできそうなヒントをこの雑誌から得られました。

ひょんな事でモノの捉え方や考え方は変わっていくもの。

誰かのきっかけになればいいな、と思ってご紹介させていただきました♪

ご興味ある方、ぜひ読んでみてくださいね!

 

 

 

 

 

いよいよ 3月31日まで!整理収納モニターさん募集しております!
(打ち合わせ〜作業はゴールデンウィーク明けからのスケジュール調整になります)
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うれしいうれしい。

こんにちは、「ひなたぼっこの椅子」のばさきまりこです!

本日もご訪問いただきありがとうございます!

 

さて、次のモニターさんレポートで書く予定のモニターさんなんですが、おととい嬉しいことがあったのでそれを先に書いちゃいます(笑)

 

娘のお友達のママ友さん。

すごーく穏やかで優しいママさんが、「引っ越して来たままになってる押入れを整理収納したい」

と、モニターさんをやってくれることに。

 

そして実際に作業した押入れには、ママさんの趣味である手芸道具がたくさん。

「押入れが綺麗になったらまた手芸をやりたい」

という希望に応えられるように作業させてもらいました。

 

そしておととい、他のママ友さんたちとランチ会をしたときに、

「整理収納して手芸道具が取り出しやすくなったから創作意欲が湧いた!」

と言ってこのクリップフックをみんなにプレゼントしてくれました。

 

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 なんてかわいいんだろう。

 

100均グッズを使った発想だけでもすごいのにリボンまでつけてくれて。

 

ママさんのセンスが輝いているのはもちろん、

お片づけのパワーを感じずにはいられない出来事でした(^-^)

ママさん、素敵なプレゼントと嬉しい感想をありがとうございます♪

頑張って早くモニターさんレポート書きます(^^;笑

 

3月31日まで!整理収納モニターさん募集しております!

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アウトプットするためにはインプットが必要と感じる今日この頃。

こんにちは、「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです!

本日もご訪問いただきありがとうございます! 

 

昨日ふと思ったことを書きます。

 

仕事をしようと思ってデスクに座っても何も進まない、というようなことはありますか?

 

会社員時代、特に医療事務をしていた時期はとにかくやらなきゃいけない事務作業が次から次に舞い込んできたのであまりなかったのですが、

自分で仕事をするようになってから、アイディアが降りてこないまま机に向かって座っている、という状態に陥ることがあります。

 

整理収納プランを考えるのに全然アイディアが浮かばない。

でも私は仕事をしなければいけない。

 

そう思ってデスクに向かっても何も考えが浮かばずに座っているだけ。

 

昨日もそんな状態だったのですが、ふと思いました。

 

無理やり考えてもいいものは浮かばない、と。

 

ある程度スケジューリングしなければいけないお仕事ですが、かといって無理矢理進めてもいいものは作れない。

 

アウトプットの質を高めるためにはインプットも必要だ

 

と思ったのです。

 

アイディアを出すために他のものに触れる。

一度目の前の仕事以外のものに興味を移してみる。

 

家で仕事をすると、どうしても切り替えがうまくできなくなってしまうので私自身もう少し自分をコントロールできるようにならないと。

 

そう思って手にとっている本たち。

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娘と遊ぶ時間もインプットの時間。

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テレビを見るのもいい。

雑誌を読んでもいい。 

 

とにかく違うことをしてみる。

 

インプットの時間が終わったら、ちゃんとアウトプットできるよう切り替えていきます。

 

本を読むことの重要性を今更感じる30代。

世の中で活躍してる人たちってきっとものすごい量のインプットをしてるんだろうなぁ。

 

フリーランス一年生。

未熟さを感じることも多いけどそれは成長のチャンス。

何でも本気で取り組むために壁や苦しさも大切にしていこうと思いました。

 

以上、昨日ふと思ったことでした(^^;

 

 

【モニターさんレポート⑥】大容量収納の空間の活かし方

こんにちは!「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです。

本日もご訪問いただきありがとうございます。

 

さて、今回もモニターさんレポートを書かせていただこうと思います!

今回のモニターさんは、秋頃にモニターをしていただい方からのご紹介!

こんな風にご縁を繋いでいただけることに本当に感謝です。

ありがとうございます!

 

【ご依頼内容】

押入れと和室の使い方

押入れの中も畳のお部屋もイマイチ活かしきれていないがどうすればいいかわからない。

 

【お住まいの情報】

マンション

一部屋のみ和室でリビングのすぐ横に位置している。

わんちゃんも一緒に生活している。

 

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【モニターさんからのご希望】
和室をスッキリさせたい

 

【問題点】

①左側の押入れに柱が通っていて本来の押入れとしての機能が使えない

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現在のお部屋の動線だと左側の押入れの方が使いやすいがいびつな形になっているため使いづらい。

 

②使っていない椅子を置いていて、それが部屋を圧迫している。

ダイニングテーブルのセットの椅子を和室に置いています。

わんちゃんと室内で過ごすためダイニングテーブルには別の椅子を使用しているとのこと。

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カバンや洗濯物の一時置き場として利用したいとご希望あり。

 

③本棚の位置が右側の押入れの目の前になっており右側の押入れが使いづらい。

右側下段に引き出し収納を使用しています↓↓↓

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この引き出し収納の前に本棚が置いてあるので引き出しにくくなっている。

また左側の押入れは柱が通っている関係でこの引き出し収納は右側下段にしか使えません(^_^;)

 

④押入れの空間を活かせていない。

 押入れ、クローゼットのような大容量の収納は空間をどう区切り、どう使うかが使いやすさに繋がります。

今回のモニターさんの場合、押入れの高さを活かせず空間が空いている状態でした。

 

【改善策】

①押入れ左側の空間は形に合わせた収納用品を使って空間を区切る。

《Before》

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《After》

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オフシーズンのお布団を収納するために、羽毛掛け布団2枚をコンパクトに収納できる布団収納袋を追加購入しました。

(下の段の右側の茶色いケースです)

形がいびつな左側の押入れに合わせてお布団を収納できるようになりました。
(その上にはモニターさんのお兄さんがプレゼントしてくれたといううさぎさんのぬいぐるみを置いて可愛らしく(^ ^))

その他、下段はセリアのプレンティボックスを使い定期的に購読している会報誌を保管できるようにしました。

上の段は空いているので今後どう使うかモニターさん自身色々とご検討されているそうです♪

空間を活かせるように、使いやすい収納用品をアドバイスさせていただきました。

 

ちなみに…

本棚を下の段に配置するつもりでしたが私の採寸ミスで入らないことが発覚…本当に申し訳ありませんでした。。。
この失敗を次に活かしていこうと思います!

 

②椅子を使って空間を区切り押入れの高さを使う

 

《Before》

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 《After》

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和室に置いていた椅子の一つを押入れの上段に配置し空間を「前後」「左右」「上下」に分けました。

また、引き出し収納を右端に配置し、上下で空間を使えるようにしました。

こうするだけであっという間に押入れの縦の空間を活かせる収納スペースになります。

モニターさんの手の届く範囲はモニターさんのものを、上部の空間は背の高い旦那さんのものを配置しました。

また下段の引き出し収納もしゃがまなくても引き出せる一番上の段によく着る服を入れることにしました。

引き出し収納の上部が空いているのでかごを使ってマフラーや手袋を収納しています。

引き出して使えるので取り出しやすくしまいやすいです。

また2段目から下の引き出しには休日用やよそ行きの服を配置しています。

 

 

和室全体としては本棚とハンガーラックの位置を入れ替えるだけで空間をスッキリさせることができました。

《Before》

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 《After》

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この配置にすることで右側の押入れの前が空くので引き出し収納が使いやすくなり、動線もスムーズになります。

見えづらいですが右側のコート掛けと部屋干し用のハンガーラックの間に残りの椅子一脚を置いています。

洗濯物を部屋干しするときに洗濯物置きに使い、帰宅後コートを脱いでかける際のバッグの一時置き場になります。

コートを掛けたあと押入れの右側に行ける動線にもなっています。

 

本棚も会報誌を押入れに移動したりいらない書類を処分してスッキリ。

《Before》

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《After》

f:id:kimu_0912:20180210153228j:image

 

問題点を解決するための改善策を考えプランを作成し、無事に「スッキリした和室」にすることができました。

 

今回のモニターさんはどちらかというと持ち物は少なくお部屋の整理整頓も行き届いていらっしゃいました。

ですが、モノが少なくても、収納がうまくいかないと感じるのは空間や収納用品の使い方を知らないから、だと思いました。

 

「親や先生に『片付けなさい』は言われてきたけど『こうやれば片付く』という方法は言われてこなかった」

 

という話を聞きます。

私も「教科書が積み重なってたから」と言って100均の書類ケースなどを母が買ってきて、それにとりあえず入れていた記憶があります(笑)

でも大事なのは「積み重ねないために収納グッズを使う」ことではなく、「積み重なっているものは何なのか?いるのかいらないのか?何に使うためにとってあるのか?」を考え、積み重なる原因を探ったり、片付け方の得意不得意を考えることです。

 

整理収納アドバイザーとして、お客様の考え方ややりやすい方法を尊重したプラン作成をする重要性を毎回学びます。

片付けに自信がない人もちゃんと手順を踏めば大丈夫!みんなできる!と思うのでお片づけの悩みにもっと寄り添いたいと思いました!

 

今回のモニターさんにもたくさんのことを教えていただきました。

本当にありがとうございました!!

かわいいわんちゃん達も喜んでくれたかな?

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最後までお読みいただきありがとうございました‼

 

 

 

 

 

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【モニターさんレポート⑤】グンっと成長させていただいた回。

こんにちは、ひなたぼっこの椅子主宰のばさきまりこです!
本日もご訪問いただきありがとうございました!

さて、実は整理収納モニターさんの記事の更新が滞っておりまして…書こう書こうと思いながら、なかなかうまくまとめられず1ヶ月が経っていました(^-^;

今回のモニターさんは12月中に二回伺わせていただき、整理収納アドバイザーとしてだけでなく、働く女性としてもたくさんのことを学ばせていただいた方で、学んだことを消化していくのに時間がかかってしまいました。

今回は「Before&After」ではなく作業を通じて私が感じたことをまとめている備忘録になっています(^-^;
もしご興味ありましたら読んでいただけると嬉しいです。
少しずつ記事を書いてやっと公開します。




今回のモニターさんは、今後ご自宅でサロン活動を始められる、という方です。

そのため
①キッチンを片付けたい
②物置になっているお部屋を有効活用するためにクローゼットに荷物を収めたい

というのがご依頼内容でした。

打ち合わせでお話を聞いたり、現在の収納状況を確認して思ったのは、
「空間の区切り方」
これが鍵だなということ。

この「空間の区切り方」、工夫しないとデッドスペースが生まれてしまうので本当に重要なのです。


今回のモニターさんのお宅で言うと、作り付けの食器棚は段の幅が広く、お皿を重ねるとたくさん収納できますが、下の方の食器を取り出すのが大変になるデメリットがありました。

お皿が取り出しやすくなるよう、段の高さを区切るために端材を使って「コの字ラック」を作り、段を上下に区切りました。

〈Before〉

〈After〉

コの字ラックを使って段を増やしたというイメージでしょうか。

物置に関しても

「クローゼットの空間を前後上下に区切る」

ことを意識して仕上げました。

〈Before〉

引き出し収納は奥行きがあり奥のものが取り出しにくいためここには使用しないことにしました。


〈After〉

奥には大きめのコの字ラックを置いて上下に空間を区切り、手前はボックス収納にして動かしやすくしています。
手前のボックスを動かすと奥の下側のものも取り出しやすくなります。
また手前の上部はハンガーバーがあったのでかける収納に活用してみました。

「収納スペースが広い」
というのはメリットですが、押し入れやクローゼットなどの大容量の収納は、使い方によってはスペースを活かせなくなってしまったりするので、どうやって「空間を区切る」か、アドバイザーとして的確なご提案をしていきたいなと思いました。


ちなみに手作りのコの字ラックについてはこちらの記事に書かせていただいています。
kimu-0912.hatenablog.com
作った方がコストが抑えられる場合と買った方がいい場合があるので、時と場合で使い分けできるようになりたいなと思っています。




今回、見積もりが甘く作業日が1日プラスになってしまったことが反省点としてあります。
現実的な考え方で見積もり、お伝えしないとお客様を不安にさせてしまう。
恥ずかしながらこれも経験しなければ知れませんでした。

そして今回のモニターさんの作業を通しての一番大きな気づきが、
「収納テクニック」
にフォーカスしている自分、でした。

綺麗に見える収納
機能的に見える収納

このような収納を実践したところ、実生活でやってみると使いづらさを感じた、という貴重なご意見をいただきました。

整理収納において大事なのは「収納テクニック」ではなく、「整理」が確実にできているか、ということだと気付かされました。

整理には「不要なものを取り除き、ものを区別する」という定義があります。
整理収納作業をするとき、必ず最初に「いる」「いらない」でモノを分けていく作業を行います。
これが「不要なものを取り除く」ということ。
さらにこのとき、『いる』ものの『所有目的』を考えていただきます。
所有する意味、目的を考え、何に使うのかを明確化することが「区別する」ということです。

いる、いらないを考えて不要なものを取り除き、なんのために使うか考えてモノを区別する。
そうすることで「使うものを使いやすい場所に収める」という収納が自ずと導き出される。
収納は整理が確実にできれば自然に決まってきます。

整理を通してモノと向き合い、モノと自分の関係を見つめ直し、今後のモノの持ち方について考えるきっかけになる。
そして、まさにこのモノと向き合うことがリバウンドをしないための大事な過程なのです。


アドバイザーとしてお客様に伝えるべきこと、実践すべきこと、どれくらいの作業時間になるか、など。。。
今後モニター期間終了後に待っている色々な検討項目やどんなアドバイザーになりたいか、などたくさんのことを学ばせていただいた回でした。

春からは少し新しい試みもする予定のなか、自分と向き合うきっかけの回になり本当に感謝しております。
素晴らしい経験をありがとうございました!



3月31日まで、整理収納モニターさんを募集しています。
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片付けの先にあるもの。

こんにちは!

「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです。

本日もご訪問いただきありがとうございます!

 

さて、今日はとあるテレビ番組を通じて、整理収納アドバイザーとして思ったことを書いてみることにします(^ ^)

 

先日、TBSで「実家、片付けてみませんか?」という番組を見ていました。

 

実家の片付けをしたいですか?

 

という質問に対して街の人からは

 

気になっている

どうにかしたいと思う

親が元気なうちにやりたい

 

などなど様々な意見が挙がっていました。

気になってる人がたくさんいるんだってことがわかったと同時に、動き出すきっかけが掴めない人も多いんだなぁという印象でした。

 

番組では、実際に二つの家族の実家の片付けが放送されていました。

 

子どもが巣立ってからも子どものモノへの思い入れが強くて捨てられず、モノが生活を圧迫しているご家族。

 

自分以外の家族が他界し、一人では到底片付けられないのでそのままにしていた方。

 

なかなか作業が進まず、子供に促されながら手放すものと残すものを分けていくお母さん、

「モノに溢れた家を暮らしやすく安全な家にしたいから不要なものを手放してほしい」という依頼者である娘さん、

初めて子どもの小学生の頃の作品や作文を見て目を潤ませるお父さん、

 

亡くなったお母さんが自分の知らないところでつけていたお祝いやお年玉の帳簿を見る依頼者さん。

 

最終的に何トンもの思い出の品を手放していきました。

その姿を見ながら少し涙が出そうになりました(´;Д;`)

 

実家のものは思い出が詰まっていたり自分のものではないものが多いのでなかなか先に進めないことが多い。

 

ただ、そこにそのまま置いておいても何の解決にならないのだと、この番組を見ていて思いました。

 

なぜなら、実家の片付けをした二つのご家族から、

 

「次に進める気がする」

 

という感想が挙がっていたからです。

 

心のどこかでどうにかしなければ、という想いは抱いている。

その「どうにかしなければ」という想いのつっかえが取れて、スッキリしたように見えました。

 

片付けの先にあるもの。

それは「家が綺麗になった!」ということだけではなく、

気持ちや行動が次のステップに進める、という自分の人生にプラスになることかもしれません。

 

ちなみに私も去年からコツコツ実家の片付けをしています。

こちら関連記事です。

kimu-0912.hatenablog.co

 

kimu-0912.hatenablog.com

 

 実家の片付けもそうだし、モニターさんとのお片づけを通してもっともっとお客様にお伝えしなければ、と思っているのが、


「モノと人との関係」

 

です。

 

これを見つめ直さなければ整理収納の根本的な解決にならない、ということを感じています。


どんなに高度な収納テクニックがあったとしても、

 

きちんとモノと向き合い、

 

自分にとって大切なものは何か?
本当に必要なものは何か?

 

これを考えなければ、またモノを溜め込みリバウンドしてしまう。

 

モノと向き合うことはエネルギーが必要ですが、整理収納をするうえで必要で重要な手順です。

また、色々考えた上で「取っておきたい」と思うモノの量と、実際の収納スペースが見合っているかも考えてもらいたい、というのも正直なところです。

 

思い出は無限に持てるかもしれない。

でも収納には限りがある。

 

それも踏まえてモノと向き合い、自分にとって大切なものを考え直す。

片付けはとてもシンプルな作業ですが深く深く自分と向き合う作業でもあります。

 

「使わないけど…一応取っておく」と言ってとって置いていも、それは決断を先延ばしにしているだけでいずれは決断をしなくてはいけない。

 

「本当に取っておきたいものか」
「なんで取っておきたいのか」
これを考えた上で、

「やっぱり取っておこう」
「思い出は取っておいて、モノは手放そう」

 

といういずれかの決断をする。

物事に区切りをつける
方を付ける

片付けの先にあるものを見るために必要なことです。 

 

私自身もまだまだ実家の片付けは途中です。

これからもたくさん向き合わなければ、と覚悟しています。 

 

でも、「片付けの先にあるもの」を見るために地道に続けていきます。

心のつっかえが取れた時、何か自分にプラスになることが起きるはず!!

 

この番組、すごくいい番組だからまたやってほしいな(*´-`)

 

 

 

実家の片付けもですが、自分の家も片付けたい、という方、「ひなたぼっこの椅子」ではご自宅の整理収納をさせてもらえる整理収納モニターさんを募集しています!

 詳しくはこちらから↓↓↓

kimu-0912.hatenablog.com

 

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こちらお子様連れOK、お友達、ご夫婦で来ていただいてもOKですが、完全予約制になります。

詳しくはこちらから♪

 

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