ひなたぼっこの椅子

東京都東久留米市にて活動している「整理収納アドバイザー」の一児のママです。

【モニターさんレポート③】「引き出し収納」と向き合う

こんにちは、「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです。
本日もご訪問いただきありがとうございます。

 

少し時間が経ってしまいましたが整理収納モニターさんのレポートです。

 

 ■「引き出しの使い方を知りたい」


モニターさんからの依頼は

「引き出しの使い方を知りたい」

でした。


「引き出しをうまく使えない」
という声、とてもよく聞きます。
今回のモニターさんも
「親も片づけが苦手だったんです」
「どうするのが正解なのかわからなくて…」
というお話をしてくださいました。

このモニターさんのお話、まさにおっしゃる通りなのです。

みなさんは、整理整頓の方法を誰かから教えてもらったことはありますか?

私はありません。
「片付けなさい」
「整理整頓」
と言われたことはあっても「やり方」「方法」について言われたことがある人は少ないのではないでしょうか。

 

  ■引き出し収納は一見片付いて見える

私自身今回モニターさんから依頼を頂いて「引き出し収納」について考え直すいいきっかけになりました。

「引き出し収納」は「中のものが見えない」ので、ものを中に入れると一見片付いているように見える収納なんです。
でも一番の問題は「空間をどう使うか」という点です。

今回はモニターさんに私なりの
「引き出し収納のポイント」
をお伝えしながら作業を行いました。


たくさん入る引き出しも、
浅くてモノが入れづらい引き出しも、
深くて取り出しづらい引き出しも、
どんな引き出しもポイントを押さえることで引き出しの使い方は劇的に変わります。


今使っている引き出しの、「使いづらい」と感じる部分。
また逆に「使いやすい」と感じる部分。
利き手や身長の関係、家の中の動線など、さまざまな視点から「使う人」にとってベストな収納プランを考え、作業させていただきました。

 

 

■「引き出しが2つ空くなんて…びっくり!」

一部ですが、モニターさんのお宅のBeforeとAfterの写真を載せさせていただきます。
(掲載許可をいただいています)

<Before>

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<After>

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<Before>

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<After>

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<Before>

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<After>

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これらは「引き出し収納のポイント」を押さえてモニターさんと一緒に収納作業を行った結果の写真です。


そしてモニターさんから「引き出しにいらないものを収納している」というお話があったので、
「いらないもの」は思い切って手放すようにお話をしました。

この「手放す」も、

①譲る
②売る

をまず最初に考え、どちらにも該当しないものを

③処分する

という最終手段に当てはめる流れにするとスムーズに減らすことができます。

また、「どうしても手放せないもの」は今回はそのまま所有することにしました。
モニターさんとの事前打ち合わせの段階で、かなりモノを手放すことができそうだと思っていたからです。


モノは使うために存在します。
今持っているのに使っていないモノはなくてもきっと困らないもの。
でも手放せない理由は人それぞれ色々あるはず。
なので全部を全部無理に手放す必要はありません。
ただ、「いらない」と思っているけど「捨てる」ということに抵抗を感じて所有し続けているモノに関しては

①譲る
②売る
③処分する

この3ステップを踏んでもらうようにお伝えしています。

ちなみにこの「手放す」ことについて… 先日実家の片づけを通して思ったことがあったので今度別の記事でゆっくり書きたいと思います。

 

そしてこのようにモノと向き合い色々なモノを手放したことで引き出しを2つ空けることができたのです!!!!!!

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ちなみに左側にある籐の引き出しはモニターさんが

「もう捨てたいんだけど使っているから捨てられない」

とおっしゃっていたもの。
モニターさん自身がモノを手放してモノを減らし、ポイントを押さえながら収納した結果「いらない」と思っていたものを手放すことができたのです!!!

これらの引き出しが空いて、お部屋もすっきり。
<Before>

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<After>

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<Before>

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<After>

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↑ちなみにこの引き出しには元々「いらないもの」が入っていましたが、整理収納後は息子さんのモノ入れに変わっています。

 

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こんな感じ♪

 

 


2つの引き出しが空き、モニターさんから「とても驚きました!」という声をいただきました。
でもこれもモニターさん自身がモノとたくさん向き合った結果なのです。

後日、モニターさん自身がもう少し使いやすいように配置替えをした、とご連絡くださいました。
自分でより使いやすいように考えて行動する。
これってすごく大切なことだと思っています!
なのでこのご連絡をいただいたときは本当にうれしかった。

整理収納アドバイザーは「『片づけたい!』と思う人の背中を押してあげられる人」だと思っています。
整理収納に「完成形」はない。
「目の前のあなた」の「今の状況」を軸に、「今」そして「未来」を含めて考えていくのです。
「目の前のあなた」が「今何を求めているか」「今後どうしたいか」をお話を聞きながら考え、プランとして起こしていく。

実際に一緒に作業をする中で私は、

なぜこれをここに置くのか
なぜ右側ではなく左側なのか
なぜこの高さなのか

など、「なぜここに収納するのか」の根拠をお伝えしています。
今後の人生の中で整理収納をしていくヒントや新しい気付きなどをご本人に感じてもらいながら作業をする。
そうすることでご自身で他の場所の整理収納をできるようになってもらえたら、と思っています。

なので今回、モニターさんが後日ご自身でさらに整理収納作業を進めてくださったのは喜ばしいことでした。



■「引き出し収納」と向き合う


今回のモニターさんのお宅では「引き出し収納」ととことん向き合わせていただきました。
色々な引き出しの形状がありますが、本当に引き出しを活かすのって難しい。

「ポイント」を考え、ポイントをどのように押さえ活かしていくかを考えプランを立てる。
まだまだひよっこアドバイザーの私はたくさん悩みましたがモニターさんもたくさん頑張ってくださり、
「引き出しの有効活用方法」をお伝えさせていただきました。

モニターさんからは、「ポイントを押さえたことで収納量が増えた気がする」というお話もありました。
空間を有効に使えば収納力はアップする。
ちょっとした工夫で生活はより豊かになる。
それをできるだけ多くの人に実感してほしい。

なので私は整理収納アドバイザーとして活動していきたいのです。


おうちのお片づけに悩んでいる方、
もしよろしければお手伝いさせてください。

kimu-0912.hatenablog.com

ご自宅の整理収納させてくださるモニターさん、募集しています!!!

 

 

 

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本日もお読みいただきありがとうございました!