片付けの先にあるもの。
こんにちは!
「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです。
本日もご訪問いただきありがとうございます!
さて、今日はとあるテレビ番組を通じて、整理収納アドバイザーとして思ったことを書いてみることにします(^ ^)
先日、TBSで「実家、片付けてみませんか?」という番組を見ていました。
実家の片付けをしたいですか?
という質問に対して街の人からは
気になっている
どうにかしたいと思う
親が元気なうちにやりたい
などなど様々な意見が挙がっていました。
気になってる人がたくさんいるんだってことがわかったと同時に、動き出すきっかけが掴めない人も多いんだなぁという印象でした。
番組では、実際に二つの家族の実家の片付けが放送されていました。
子どもが巣立ってからも子どものモノへの思い入れが強くて捨てられず、モノが生活を圧迫しているご家族。
自分以外の家族が他界し、一人では到底片付けられないのでそのままにしていた方。
なかなか作業が進まず、子供に促されながら手放すものと残すものを分けていくお母さん、
「モノに溢れた家を暮らしやすく安全な家にしたいから不要なものを手放してほしい」という依頼者である娘さん、
初めて子どもの小学生の頃の作品や作文を見て目を潤ませるお父さん、
亡くなったお母さんが自分の知らないところでつけていたお祝いやお年玉の帳簿を見る依頼者さん。
最終的に何トンもの思い出の品を手放していきました。
その姿を見ながら少し涙が出そうになりました(´;Д;`)
実家のものは思い出が詰まっていたり自分のものではないものが多いのでなかなか先に進めないことが多い。
ただ、そこにそのまま置いておいても何の解決にならないのだと、この番組を見ていて思いました。
なぜなら、実家の片付けをした二つのご家族から、
「次に進める気がする」
という感想が挙がっていたからです。
心のどこかでどうにかしなければ、という想いは抱いている。
その「どうにかしなければ」という想いのつっかえが取れて、スッキリしたように見えました。
片付けの先にあるもの。
それは「家が綺麗になった!」ということだけではなく、
気持ちや行動が次のステップに進める、という自分の人生にプラスになることかもしれません。
ちなみに私も去年からコツコツ実家の片付けをしています。
こちら関連記事です。
実家の片付けもそうだし、モニターさんとのお片づけを通してもっともっとお客様にお伝えしなければ、と思っているのが、
「モノと人との関係」
です。
これを見つめ直さなければ整理収納の根本的な解決にならない、ということを感じています。
どんなに高度な収納テクニックがあったとしても、
きちんとモノと向き合い、
自分にとって大切なものは何か?
本当に必要なものは何か?
これを考えなければ、またモノを溜め込みリバウンドしてしまう。
モノと向き合うことはエネルギーが必要ですが、整理収納をするうえで必要で重要な手順です。
また、色々考えた上で「取っておきたい」と思うモノの量と、実際の収納スペースが見合っているかも考えてもらいたい、というのも正直なところです。
思い出は無限に持てるかもしれない。
でも収納には限りがある。
それも踏まえてモノと向き合い、自分にとって大切なものを考え直す。
片付けはとてもシンプルな作業ですが深く深く自分と向き合う作業でもあります。
「使わないけど…一応取っておく」と言ってとって置いていも、それは決断を先延ばしにしているだけでいずれは決断をしなくてはいけない。
「本当に取っておきたいものか」
「なんで取っておきたいのか」
これを考えた上で、
「やっぱり取っておこう」
「思い出は取っておいて、モノは手放そう」
といういずれかの決断をする。
物事に区切りをつける
方を付ける
片付けの先にあるものを見るために必要なことです。
私自身もまだまだ実家の片付けは途中です。
これからもたくさん向き合わなければ、と覚悟しています。
でも、「片付けの先にあるもの」を見るために地道に続けていきます。
心のつっかえが取れた時、何か自分にプラスになることが起きるはず!!
この番組、すごくいい番組だからまたやってほしいな(*´-`)
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