ひなたぼっこの椅子

東京都東久留米市にて活動している「整理収納アドバイザー」の一児のママです。

【モニターさんレポート④】一目でどこに何があるかわかるようにすること。

こんにちは!

「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです。

本日もご訪問いただきありがとうございます。

 

先日、整理収納モニターさんのお宅に整理収納作業に伺ってきました。

お客様のおかげで整理収納ができる、と思っています。

感謝。

 

本日はレポートを書かせていただきます。

(ブログの執筆、写真掲載の許可いただいています)

 

今回のモニターさんはうちの娘と同い年のお子さんがいらっしゃる方で、おむつなし育児や布おむつ育児のお話もさせていただきました(^-^)

 

ご相談は居間として使っているお部屋。

クローゼットも居間にあり、そこで着替え、メイクをされているとのこと。

 

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クローゼットもそこまでモノが多いわけではなく、収納も充実されているお宅です。

 

ご相談の内容としては、

 

①メイク道具の収納方法を変えたい。

お子さんのはいはいが始まり、テレビ台の下に置いていたメイク道具を触るようになったが、あまり「ダメ」と言って取り上げたくないというモニターさんのご希望もありました。

 

②クローゼットのハンガーバーにかかっている洋服が多く、しわになっているものがある

 

③引き出しに収納している洋服をシワにならないように保管したい

 

この3点。

またお仕事をされている方なので、整理収納で時短効果を上げたいというのを考えました。

 

 

①メイク道具の収納方法を変えたい。

 

今までテレビ台の下にメイク道具や鏡を入れ、テレビ台でメイクをされていたとのこと。

(ちなみにテレビは写真に写っているクローゼットスペースの反対側に置いていらっしゃいました)

テレビ台ははいはいが始まったお子さんが触れる高さ。

そしてメイク道具は細かいものや口に入れてほしくないモノ、誤飲の可能性のあるものが多いので触られたくないものですよね。

 

なので私はこの四角に囲っているスペース↓にメイクスペースを移動するのをお勧めしました。

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クローゼットからも近く、着替え、メイクの移動が最低限で済むこと、お子さんの手が届きにくいこと、ソファも置いてあり座ってメイクをするのにちょうどいい高さというのが理由です。

 

ご提案後、作業をする日まで実際に移動して使ってみてください、とお伝えして試してくださいました。

 

そして実際に使っていただいたモニターさんから、

 

◯座りながらメイクしているとお子さんが気にしてしまいメイク道具に触ろうとする

 

◯動くのも楽なので立ってメイクをすることにした

 

とご連絡いただきました。

実際に台を準備して写真も送ってくださいました!

 

背の高いモニターさんなので鏡も高めに設定していらっしゃいました。

自分の体に合わせて考えながら設置してくださったことが嬉しかったです。

 

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作業日には少しだけ手をくわえさせていただきました。

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<ポイント>

ダイソーのプラスチックケースを使って使用目的別にモノを分類

○浅いケースを使い、モノを分けることでモノが埋もれてしまうことを防ぐ。

○S字フックにかけられるモノをかける。

 

メイクをするとき、どこに何があるかすぐにわかり、取り出しやすいので時短に繋がるのでは、と思っています。

 

②クローゼットのハンガーバーにかかっている洋服が多くしわになっているものがある

 

実際ハンガーにかかっている洋服の量は多い方ではありません。

ハンガーバーにかけられるハンガーの数を割り出したところちょうどいい量でした。

 

三段の衣裳ケースを2つ重ねて使用しているのでハンガーバーにかけられないスペースが生じてしまい、狭いスペースに洋服をかけているのがしわに繋がってしまう原因でした。

 

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洋服の量を減らす必要はないので、衣裳ケースの高さを低くすることにしました。

 

先ほどのメイクスペースの下の収納が空いている、との事だったのでそちらを利用することに。

 

こちらAfter写真です。

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<ポイント>

○オフシーズンの衣裳ケースをここに収納。

○三段の衣裳ケースは同じモノを使っているので衣替えは引き出しを入れ替えるだけで可能。

○衣裳ケースの上のかごにはオフシーズンの部屋着と肌着を収納。オンシーズンになったらクローゼットの肌着入れに移動すればOK。

※ちなみに左側にはマタニティの洋服や今後使う予定のカーテンを収納させていただきました。

 

そしてこちらがクローゼットのAfter写真です。

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<ポイント>

○下に置くものの高さを低くし、洋服の裾が引っ掛からないようにした

○衣裳ケースがなくなったことでハンガーバー全体に洋服をかけられるようになった。

○ハンガーバーの上のスペースに使ってストックのハンガーを収納。突っ張り棒を使用しています。

○衣裳ケースの右側のボックスは紙袋で区切りを作り、タイツやハンカチなどを種類に分けて収納。

⇒区切ることで上から見下ろして一瞬でどこに何があるかわかるようにしたのと、投げ入れてもOKな収納にして時短効果を狙いました。

 ○クローゼットの上の棚には使用頻度の低いものをセリアのプレンティボックスに収納。何が入っているかを書いてあるのですぐに必要なモノを取り出せることとフタがあるボックスなので埃をかぶらなくて済みます。

 

 

 

 

③引き出しに収納している洋服をシワにならないように保管したい

 衣裳ケースに収納しているお洋服がしわになってしまう、というお悩み。

もともとモニターさんご本人はお洋服を重ねる収納をされてました。

 

重ねる収納は洋服の重さでシワがつきやすく、下の方にある洋服を取り出しにくいので洋服にも使う人にも負担が生じます。

(オフシーズンの洋服など長期間使わない場合は重ねる収納が向いている場合もあります)

またお使いの衣装ケースは奥行きが長いので、一番奥の下の方に収納してあるお洋服が日の目を見ない可能性が高くなります。

 

結果としては写真のような並べ方にして立てる収納にしました。

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<ポイント>

○立てる収納にすることでどこに何があるかわかる。

○洋服の幅を合わせて畳むことで収納力をアップする。

 

 

 

以上のように作業をさせていただき、こちらが全体のアフター写真になります。

 

<After>

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今回「一目でどこになにがあるかわかる」をテーマにしてプランを考えました。

ワーキングマザーのモニターさん、私は会社員ではありませんが育児と仕事と家事の毎日が忙しいのは想像ができました。

なので少しでも時短効果が出るよう考えさせていただきました。

 

その後モニターさんからご連絡いただき、

「すっきりしたクローゼットを眺めていました」と言っていただきました。

 

重なっていた衣裳ケースをばらし、高さが低くなったことで使いづらさを感じられたようですが、今後自分で工夫して片付けてみます!という前向きな言葉をいただけました。

身長の高いモニターさんなのである程度高さは必要だったな、と私自身の反省もありましたがモニターさんが前向きにお片づけに取り組もうとする姿はとても勇気づけられます。

 

片付けって本当に楽しい!

でも大事なのは片付いた状態を維持すること。

この「維持」ができるようにするのもアドバイザーの仕事です。

毎回改善点と向き合い自分の引き出しを増やすことを怠らず、どうすればリバウンドしないお片づけをお伝えできるか考えています。

 

暮らしやすくなるためのお片づけを伝える。

それが私の仕事。

維持できなければ意味がない。

 

今回のモニターさんはとてもお片づけに前向きになられて年末休みは片付けします!とおっしゃっていました。

メールでまたアドバイスをさせていただき、より暮らしやすくなるよう応援していきたいと思います!

 

今後に繋がる本当にいい経験をさせていただきました。

ありがとうございました。

 


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