「実家の片づけ」について考える②
こんにちは!
自宅サロン「ひなたぼっこの椅子」主宰のばさきまりこです。
本日もご訪問いただきありがとうございます。
前回に引き続き、今回も「実家の片づけ」について書きたいと思います。
本日は、「親目線」(というか私の母親目線)の「実家の片づけ」についてです。
「親目線」と言っても私の主観で感じたことですが。
先日、母親から「屋根裏のものを処分しようと思うから来てほしい」と依頼を受け、片付けに行ってきました。
実家は築32年。
32年前、両親は30代。
新築に胸躍らせていたと思います。
そして父の希望で「屋根裏」を作ったそうです。
ですが両親とも現在60代。
この32年の間に腰も悪くしたし、足を怪我したこともあり屋根裏に登る機会はどんどんなくなってきました。
母の口から
「お父さんが屋根裏ほしいって言って作ったけど全然使ってない!」
「結局使わないモノをずっと置きっぱなししてるからどうにかしないと」
などという話もありました。
母は「使わないままずーっと屋根裏にモノを置いておく」という状態が気にかかっていたようです。
実家の屋根裏は私が物ごころついた時から「物置」でした。
何が置いてあるかというと「とりあえず使わなくなったモノ」です。
ですが娘二人は嫁ぎ、父も定年退職し、孫が生まれ、「老後」を意識するようになったのかもしれません。
実際に作業をしてきた写真を撮っておいたので載せさせていただきます。
(掲載許可もらっています)
<Before>
(暗くて申し訳ありません)
置いてあるのは昭和を感じるホットカーペットやこたつ、座イス、使わなくなったおもちゃ、使わない灯油のポリタンク、歴代のパソコンの入っていた空き段ボール、おそらく20年以上は敷かれっぱなしの絨毯、両親の結納のお品書きなどなど。。。
ホットカーペットやこたつは古すぎて怖くてコンセントも繋げませんでした。
手前に旅行用のトランクが置いてありましたが、おそらく屋根裏に置いているもので使っているのはそのトランクだけでしょう。
それ以外のモノは「使わないモノ」というか「使えないモノ」がたくさん置いてある印象を受けました。
捨てるのに手間がかかる粗大ごみは特に放置しがちですからね。
納戸や屋根裏に置いてしまったらそのままにしてしまいますよね。。。
とりあえず一度屋根裏のモノを全て出し、 母に「いる」か「いらない」かを判断してもらい、「残しておきたいモノ」だけを残して屋根裏はすっきりしました。
<After>
この家にお世話になって31年、初めて屋根裏の全貌が見えた気がしました(笑)
ちなみに右の手前に置いてある緑色の物体は雪かき用のスコップ。
何年か前の大雪の時に購入したそうですがそれ以来出番はないと言っていました。
ただ、自然災害のために備えておくことは非常に大切なことなので取り出しやすい場所に置くことにしました。
ただ、両親は「とりあえず必要だから買っちゃおう、もしかしたらまた使うかもしれないし」という感じで簡単にモノを買ってしまうタイプ。。。
なのでモノが増えやすいんですよね…
なので私は今回、母にこのように伝えました。
「生きてる間に持っていたいモノは持ってていいから。ただ、いらないものは処分してほしい」
実家の未来を考えるとき、大切なのは「モノをどうするかを決めてもらうこと」だと思っています。
親が子どもの残していったモノの扱いに困るのと一緒で、
子どもも親が残したモノで困ってしまうと本末転倒です。
親も子どもも判断力があるときに取捨選択しておけばお互いに困らない。
うちの母も「老後」を考え始めて、「放ったらかしにしておかない方がいい」と思ったから屋根裏の片づけをすることに決めたのだと思います。
今後も母が「片づけたい」と思ったタイミングでまた声をかけてくれたらいいなと思います。
以上、実家の片づけについて思ったことをまとめてみました。
「自分が出て行っても実家の生活は続いて行く」
「いつか自分が片付けなくてはいけない必要に迫られる時が来る」
このことを頭に置いて、整理収納の知識を使いながら実家のモノと向き合っていこうと思います。
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おうちのお片づけがしたい、もっと暮らしやすい動線にしたい、などなどおうちのお悩みのある方、ご一読いただけたらと思います♪
リフレクソロジストとしても活動しています!
お子様連れOKですのでお気軽にお越しください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!