整理収納モニターさん2。
こんにちは、「集い場 ひなたぼっこの椅子」主宰ばさきまりこです。
少しずつ、少しずつですがお客様にリフレクソロジーや整理収納のアドバイスをさせていただいています。
未熟な私のために時間をくださるお客様。
今の自分にできる最高のパフォーマンスをさせていただいています。
もっともっと進化していきます!
さて、先日整理収納モニターにご協力いただいた方のお話。
(写真の掲載許可いたいだいています)
今回もキッチンをやらせていただきました。
<Before>
<After>
こちらのお宅は
「何をどうすればいいかわからない」
というのがお悩みでした。
じっくりお話を伺うなかで
①どこになにを配置するのがいいか
②作りつけ収納と後から購入した収納を有意義に使えていない
③家族それぞれ使っている調味料や食器が違い、うまく収納出来ていない
この3点がメインのお悩みかな、というところにたどり着きました。
①どこに何を配置するのがいいか
作業をする前は「位置が決まっているモノ」もありましたが、
決まっていないものも多く「とりあえず置いているモノ」がたくさんありました。
こちらのお宅は奥様もご主人もキッチンを使用するとのこと。
そのため奥様、ご主人それぞれが使いやすいキッチンにする必要がありました。
奥様が届きやすい場所、ご主人が届きやすい場所、
奥様が作業しやすい位置、ご主人が作業しやすい位置、
奥様が見やすい場所、ご主人が見やすい場所、
これらの点を主に意識し、食洗機の位置や作業台の位置、キッチンの入り口からの動線などから配置を決定していきました。
②作りつけ収納と後から購入した収納を有意義に使えていない
シンク、コンロ下の収納と吊戸棚が作りつけの収納になっており、キッチン背面はあとから購入した収納をご使用でした。
高さや可動式の棚など収納の特性を活かしながら、背の高いご夫婦なので低い位置には使用頻度の低いものを配置するなど身長や見やすい取り出しやすい高さから、
「何を作りつけ収納に配置するか」
「何を背面に収納するか」
を考えていきました。
③家族それぞれ使っている調味料や食器が違い、うまく収納出来ていない
奥様、ご主人それぞれがキッチンを使い、使用する調味料や食器が違うというお話がありました。
つまりこのキッチンは「2人それぞれが違う使い方をする場所」になっているのです。
奥様の方が使うことが多いのですが、だからと言って奥様に合わせるとご主人が使いづらくなってしまう。
そのため
○ご主人ゾーン
○奥様ゾーン
を作り、それぞれが使う調味料、食器をまとめて見やすく収納しました。
「ゾーン」をわかりやすく分けることで「自分で管理する」という意識が高まると同時に「調味料がない」と思った時に相手のゾーンを確認することで無駄買いを防げると考えました。
そのほか、決してモノが多いお宅ではありませんが、
収納が多いお宅ではなかったため、
現在ある収納のキャパに合わせてモノを所有することの意義をお伝えし
「モノを減らす」
ということも意識していただきました。
最近、
「片づける=捨てる」
というイメージを持たれているという話を聞きます。
しかし、「捨てる」ことを推奨しているわけではなく、
大切なのは
「その家、その人に合ったモノの量」
を考えてもらうこと。
収納のキャパを越えたモノを収納するのは至難の業です。
「新しく収納用品を購入する」
ということになると
○生活スペースが狭まる
○動線が乱れる
○収納用品を置く場所にほこりが溜まる
○掃除がしにくい
などなど、色々な弊害が発生します。
今ある収納にモノを収められれば管理するモノの量が減るので
「暮らしやすい」
と感じられるおうちにできると思います。
また、「手放す=捨てる」ではなく、リサイクルショップに売ったり寄付をしたり知り合いに譲るなど色々な手段を時と場合に応じて使い分けてほしいです。
こちらのモニターさんのお宅では、うちの主人が壁にフライパンをかけられるフックをつけたりカバンをかけるフックをカウンター下につけてもらうなど手伝ってもらいました。
初めての試みで作業手順がうまくいかない部分もありました。
反省点、改善点もたくさん見つかりましたが快くモニターを引き受けてくださり本当に感謝しています。
ありがとうございました!
また、引き続き整理収納モニターさんの募集をさせていただいています。
おうちを片づけたい、という方、こちらの「おかたづけ日和」の欄をご覧ください。
よろしくお願いいたします!
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